出産予定日前日、まだレッスンやってます。
いよいよ明日に迫った出産予定日。
正産期に入ってからお産のタイミングが気になって仕方ない私達をよそに相変わらずお腹の中でごく平和そうにもにょもにょと胎動を繰り返す我が子。
これは出産予定日を悠々と超過する気なんじゃなかろうか…。
まぁ低出生体重児のボーダーである2500gを超えたのがつい数日前の39週の健診時なのでこれまでずっと「まだ出てきちゃダメ」と皆でお腹に言い聞かせてた訳ですが。
そして有難い事に特にこの妊娠期間中安静指示が一切出なかった私。
予定日を明日に控えた本日も普通にヨガのレッスンを担当させていただきました。
いい加減お客様達が「お前まだやるんかい！」という顔をしているのは重々承知なんですが。笑
Dr.曰く妊娠期間の中で最も注意すべき時期らしい8ヶ月あたりはさすがに「やっていいけど妊婦という自覚をもって程々に加減して」とは言われていたけれど。
でももう正産期に入ったし現状の推定体重も2600gを超えたし、ここからはお産を促すばかり！
動き時。ヨガし時。
むしろ助産師さんから今はもうどんどんやっていい、と手加減を解除していただきました。
だって私のRYT200養成時のヨガの師は「ヨガは出産前日までやっていい」と言っていた。
人生でそう訪れないこのチャンス、お産のどのくらい前までどんな風にヨガが出来るのか試してみない手はないと思う。
もし産気づくのが午後とか夜だとしたら、ひょっとしたら出産当日の午前までレッスンに立てるんじゃないかしら？なんて思ってる。
もちろんレッスンという形でなくたってお産直前までヨガはやろうと思っているけれど、レッスンの空気感が好きなんです。
自己実現と仕事がリンクしていて、そのパートナーが夫で、その人との子供がじき生まれようとしていて。
4年前、仕事を軌道に乗せるためにヒーヒー言いながら働いてたあの頃は想像もできなかった今。
産休も育休もない。
オープン当時は妊娠出産なんて仕事も生活も成り立たなくなるから無理と思ってた。
あの頃は実務が私一人でレッスンとマッサージを全て行っていたのでオープンからの1年半は2ヶ月ごとに血尿を出してました。父を看取った翌日にも休講なんてしてられないとレッスンしましたしね。
今だからこそ笑い飛ばせる話だけど、夫婦そろって自営業で食べていくってそのくらいの気概が必要なんだと身をもって痛感して強制成長させてくれた日々だった。
あれから4年が経って、素敵なお客様や自営業仲間に恵まれて。
生まれる前から色んな人に気にかけてもらって楽しみにしてもらっているこの子を思うと言葉にならないくらい色んな事に感謝したい気持ちと満たされた気持ちになります。
震災をきっかけに移住した札幌でヨガに出会って、帰ってきて起業したら3年前の台風10号でまた被災して。
うちは幸い難を逃れたけど、つい先日の台風19号でも私達の地域はまた大きな被害が出て。
正直これから先も何が起こるか分からないけど、これからはさらに守るものが増えるから、もっとしなやかで強い人間になっていきたいなと思う。
震災の時も台風10号の時も沢山の人に助けてもらって今があるから、私はヨガを通して、じきに生まれてくるこの子は将来何をするのか分からないけれど、誰かの役に立てる人になっていってくれたらなと思う。
