本州最東端のヨギー達

本州最東端の地元宮古市で活動するヨギー・ヨギーニの話。

家族が増えました。

10月25日に女の子を出産しました。
名前は逢(あゆる)。

 

ずっと前から主人と「子供が出来たらつけよう」と話していた名前です。
ヨガ界隈の人にはすぐピンとくる事と思いますが、そうです、インドの伝統医学アーユルヴェーダから取りました。

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プレゼントのぬいぐるみに埋もれる逢。甘えん坊なのんびりガールです。

サンスクリット語で「生命」を表すアーユスが後に続く語の影響で語尾変化したアーユル。
「生命の・命の」という意味になります。
漢字は「この子の人生をより豊かにしてくれる素敵な人達と沢山出逢えますように」という願いを込めました。
私自身が非常に人に恵まれた人生を送っていると思うので、ぜひこの子もそうであって欲しいです。

 

子供が欲しいと思うようになってから授かるまで、思いの外時間がかかって半ば諦め始めていた私にとって、この子はまさに命の象徴のような存在。

 

生まれてからまだ2週間ですが、すでにこの子にはこの子の人格があって私とは全く別の人間なんだと感じるし、これからどんどん自我を持ってこの子自身の人生を歩んでいくんだと感じています。

 

前は私に子育てなんて向いてないかも、とか、ちゃんと愛せるかな、とか母親になる自分が全くイメージ出来なかったけど、妊娠中から何かあればお腹の中のこの子が気にかかって仕方なくて、生まれてきた瞬間にはもうすでに十月十日分の思い出が沢山あって。

 

母親だなんて大層な自覚はないけれど、とても愛おしくて大切な家族、これから生活を共にする仲間が増えた嬉しさでいっぱいです。

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出産した病院で。転院前の病院もお産のために移った県立病院もスタッフさんや先生が皆優しくて居心地が良かったです。

そして陣痛の間ずっと腰をさすったり押したりして、痛みやイキみを逃がすのを付きっきりで助けてくれた夫と母。
家族のサポートのお陰で出産を乗り越えられました。

 

陣痛中、家族に怒鳴ったなんて笑い話をよく聞くけど私にとっては家族の有難みを再認識させられた良い時間でした。

 

産んだ直後、よく頑張ったと私の頭を撫でてくれた主人。
(ちなみに主人の腰を押すスキルは助産師さん達に匹敵するハイクオリティでした。笑)
自分だって腰が悪いのに前屈みになって私の腰を押さえてくれた母。
主人と母が付き添えないタイミングで飛んできてくれた主人の母。
生まれた知らせを聞いて駆けつけてくれた親友夫婦や弟夫婦。
逢って名前を覚えられないけど初ひ孫に大喜びのお祖母ちゃん。笑

 

我が家にやってきた小さな小さな赤ちゃんは、そんな大切な人達をもっと大切にしてくれました。

 

さらに忘れちゃいけないのが、まるで身内の事のように気にかけてくれたお客様達。
レッスンに来る方来る方から夫は生まれたかどうか聞かれてたというし、退院後に荷物を整理したくて店に寄ったらバックヤードがごった返す程沢山のプレゼントやお下がりの数々が。
中にはお子さんからのお手紙が入ってる物まで。
Facebookでもお客様や遠く離れた仲間から沢山お祝いの言葉をいただきました。

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プレゼントの一部。プレゼントだけでなく沢山おさがりをいただきました。大切に使わせていただきます。感謝♡

大勢の方の優しさや気遣いで自分もこの子も今こうしていられるんだなと幸せや感謝の気持ちを噛みしめています。
言い表すのは到底無理だけど、ただひたすら全ての事にありがとうと言いたいです。