本州最東端のヨギー達

本州最東端の地元宮古市で活動するヨギー・ヨギーニの話。

弟子が欲しいんじゃない。仲間が欲しいんだ。

先日、YOGA SALON POYANICA岩手県沿岸初のヨガアライアンス(国際的なヨガ団体)認定校になりました。
本部はアメリカなので英語でのやり取りは大変でしたがとっても有意義だったので本当にやって良かった✨

よろしければPOYANICAのブログの方もご覧ください。

 

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認可を取ったお祝いにインドで出会った仲間がお花を送ってくれました。お互いほぼ同時期に認定校の審査申し込みをしたので支え合いながら認可を取った仲間です。笑

 

「人生で一番勉強したのはいつ?」と聞かれたら迷いなく「ヨガインストラクターになってから現在進行形で」と答えます。
「じゃあ2番目は?」と聞かれたらやっぱり迷いなく「ヨガインストラクターになる時」と答えます。

 

私にとってこの仕事はそれくらい奥が深くて面白くて、極端な表現をしてしまえば生活の端々から人生の全てに至るまでヨガのため、というか全部ヨガに通ずるものとして過ごしています。

 

与えられた課題やテーマだけこなしていけばそこまで勉強せずとも「資格だけは取れる」というのが実態なんだろうけど、勉強そのものはどこまでも続く世界。
どの業種だって、本気でやり込めばそうなんでしょうけど。

 

そして私と夫の見解として「学びを深めるなら、シェアした方が進みが早い」と考えてます。
例えば2人で全く同じ講座に出るよりはそれぞれが別の講座に出て、帰ってきたら要点を互いにまとめてシェアします。
帰ったらアウトプットしなきゃいけないから、受講中も本気。
ただ漫然と講師の話を聞いて終わりというだらけた姿勢になりません。
(人間てね、「習う側」でいられると思うと無意識に甘えが出るんですよね)
そしてシェアが終われば実質2つの講座に出席したのと同じくらいの知識量が自分の中に蓄えられます。

 

我々は2人ともヨガを学び一緒にヨガスタジオを経営していますが、ヨガインストラクターになる時の師匠もスクールも全く別。
なので「これどう思う?」と投げかければ「自分の時はこうゆう解釈も習ったよ~」なんて、自分や自分の師とは違う視点でのヒントがやってくる事も多々あります。

 

そう、多様性があるから面白さも増すし、ヒントも増えるんです。
ヨガは“YOGA is life.”と言われるように人生そのものだから、身体の事、心の事、日常生活の事…その人その人の経験や解釈が価値ある気づきにつながります。

 

大人が5歳児と話していてハッとする事があるように、別にヨガの歴が浅くたって、または皆無だって、しっかり自分の人生を生きている人の話はためになる。
だからこそ、私達は「仲間が欲しい」と思ったんですね。
今2人でシェアして進めているものを3人、4人、5人…もっと多くの仲間と共にそれぞれが勉強してシェアし合えたら、もっともっと有意義に深まるはず。

 

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認定校の証。この1枚を勝ち取るために本当に頑張りました。

 

私達が2020年の開講を目指すヨガインストラクター(RYT200)養成講座はそのシェアのための土台作り。
いつか土台をしっかり固めた仲間が自分の興味や個性に特化した学びを深めて、他の仲間にシェアしたり、良い影響を与え合えるようになったらいいなと考えてます。

 

そんな素敵な仲間がこの地域に増えて、いい化学反応が起こっていけばと夢見ています。
その夢の実現のため、まずは2020年のヨガインストラクター(RYT200)養成講座開講に向けて準備を進めていきたいと思います。