本州最東端のヨギー達

本州最東端の地元宮古市で活動するヨギー・ヨギーニの話。

手放したらやってきた。

前回の記事からなんと2ヶ月以上空いてしまいました💦

 

別に早々にブログ書きに飽きた訳ではないんですよ。笑

実は待望の第一子を授かり、つわりで寝込んだりつわりが軽い時間は溜まった仕事を片付けたりと行方をくらましつつもてんやわんやな日々を過ごしておりました。

実店舗の営業では普段レッスン等の実務を主に担当している私が姿が見えない時間がいきなり増えたものでだいぶお客様たちにご心配をおかけしていたようです(;'∀')

 

病気ではないですし、夫と不仲になって実家に帰った訳でもございません。笑

本当はもう少し経ってから産休告知の為カミングアウトをと考えていたのですが、予想以上にお客様に心配されていた事と、ブログも極端に空いてしまった事もあり、安定期に入ったこのタイミングでご報告させていただきます。

 

 

実は1,2年程前から欲しいと思いつつなかなか恵まれなかった私たち夫婦。

まぁインド行ったりして、あえて避けていた時期も長かったんですが。

インドでの研修を終えてから病院にも行ってみたけど検査する程2人とも健康体。

ほっとしたような、かえって出口が見えなくなったような…

 

正直『妊活』というものに疲れ、喧嘩もしました。

きっと専門の病院でもっと詳しい検査が必要になるんだ。

私の何かが悪いんだ。

 

そんな事を考えて鬱々とした時間を過ごしたり、ゴールの見えなさに恐怖してみたり…

夫婦の関係も仲の良さは変わらないはずなのに、はっきりと子供を望むようになってから何かが違う。何かが変わった。それも居心地の良くない方へ…。

 

今にして思えばただひたすら私が自分を追い詰めていただけだったんですけどね。

夫は全然焦ってもいなくて、「今がそのタイミングじゃないだけ。子供の方が、俺たちが自分を受け入れられるタイミングを待ってるんだ」と信じて疑わなかったようです。

 

結局何も異常が見つからないため、ドクターの勧めで基礎体温も通院も何もかもやめて自然に任せる事になった私たち。

 

解放感でいっぱいでした。笑

 

夫は昔から「いつか子供は欲しい。でもお前の心身の健康が優先」と考えてくれる人だったので、その言葉に思いっきり甘え久しぶりに「普段の生活」を楽しみました。

基礎体温も測るのをすっぱりやめ、義務というよりもはや呪いのように?毎日飲んでいた葉酸を飲まなくても気にならなくなり、私の心が妊活から解放された矢先の出来事でした。

 

ヨガの師が「遠ざけたいものを遠ざけようとする程それは近くに寄ってくる。逆もまた然り」と話していた事がありましたが、本当にその言葉通りでした。

「手に入れたいから気にならないふりをする」とか、そうゆう表面上の事じゃなく、本当に気にならなくなった直後の出来事。

 

 

私は夫が好きで、夫との生活が楽しくて、今の生活に充実と満足を感じている。

それで十分じゃないか。

ご縁があったら思いっきり愛情を注ごう。

ご縁がなかったら夫婦二人の人生を楽しもう。

もし後者だったら、いずれチャンスがあったら養子をもらおう。

 

 

自分なりにやるだけやって疲れたおかげですんなり手放せたのかもしれません。

本当に心の底から、自然に「まぁいっか」と思えて、ないものねだりを終えて今の生活に満足した途端に妊娠が発覚しました。

 

もちろん産むまで、いえ産んでからも安心はできない大仕事ですし、初めての経験で分からない事だらけ。

こんなに体調不良になったり疲れやすくなったり、自分の身体が思い通りにならないなんて想像もしていませんでしたが、今全てに感謝したい気持ちでいっぱいです。

そして、思い悩んだあの日々にも価値があったと、あの時間があって良かったと心から思えます。

 

結果的に授かったから感謝なんじゃなく、全ての事にありがとうと言いたい。

仮にあのまま我が子と縁が無かったとしても「今に満足」と思えた時から「ありがとう」の気持ちに包まれて幸せな時間が始まっていました。

 

私と夫の持論ですが「ちゃんと真摯に向き合うなら、人生に『最悪な事』は一つもない」。

だからどんな事が起こっても『最悪』は無い。

それを糧に出来るかどうかの違いだけ。

 

思えば色んなものを手放しまくった2018年。

手放して手放して、自分も自分の思い込みから解放されたらまた一つ新しい世界がやってきました。

 

これからどうなるか分かりませんし、この子の存在をきっかけに私の考え方、人生観やヨガ観も変化していくのかもしれません。

あるがままの移ろいや変化を楽しみながら、これから先も思いっきり自分らしく過ごしていきたいと思います。