自信?そんなもの無くていいよ。
先日から本番レッスンデビューが始まったインストラクター養成講座の一期卒業生達。
「緊張で吐きそう」
「気持ちが落ち着かない」
そんな事を言われながら「皆んなならいつも通りで大丈夫👍」とヘラヘラ返す私。
「自信がない」なんて思うかもしれないけれど、私はこう思うんです。
自信なんて別にいらん、と。
だって根拠なく「自らを信じる」ってなかなかにハードル高いと思いません?
私達人間は間違う生き物。
揺らぐ生き物。
それが自然。
私自身、自信を持ってレッスンをしているか?と聞かれたら「そんな感情に基づいてレッスンはしていない」と答えます。
私は知識と経験という根拠に基づいてレッスンをしています。
今までの根拠がアップグレードされたり、仮に知識が間違っていたと分かったらそれに伴ってインストラクションも変える。
言い換えれば、ヨガの下僕としてただただヨガの教えを理解しようと努めて、自分が咀嚼できたと思われる部分をなるべく分かりやすい表現でアウトプットしているだけです。
そこに自分への想いは特にない。笑
経験は場数を踏むしかないけれど、レッスンだけが経験な訳じゃない。
自分自身で色んなアプローチでアーサナを実践する。
ヨガ哲学を職場での立ち居振る舞いに落とし込む。
ヨガは実践の学問。
知識も経験も深めるチャンスは無限大。
だから怖がらなくて大丈夫。
実直に深めていけば自分の手の内にある“根拠”は増えるから。