悲しい実態
先日産後半年のお客様が産後ケアヨガに参加してくれました。
2時間後、シャヴァーサナから起き上がるなり「何これ⁉️座るのが楽‼️背筋伸ばせる✨」
こちらから見ても骨盤が立ったしお腹もペタ〜ッとへこんだし変化は顕著。
一緒になって「やった〜✨」と喜んだんですが……
何が悲しいって、これが“日本の当たり前”ではないこと。
産後間もないタイミングで適切な骨盤や骨盤底筋のケアを受けられる女性はまだまだ少ないのが現実です。
(そもそも認知度低い😂)
お母さんが自分をすり減らして育児するのが正しいですか?
産後も不調や痛みに耐えてこその母ですか?
日本は妊婦と赤ちゃんに対するケアは手厚い。
でも“母”に対しては手厳しい(というか無関心?)。
忍耐、献身、我慢、自己犠牲…そんな概念が美徳として讃えられますよね。
昭和から平成、令和に時代が移って、だいぶ価値観も変わったとは思うけど、それでもお母さん達の自分メンテナンスは1番最後の後回し。
忙しい日常で「いつか出来たらいいな」は絶対来ない。
私も夫も親になって痛感したけど、育児って親の根性で乗り越えざるを得ない場面だらけ。
いくら保育料が無料でも、医療費が免除でも、子どもが風邪ひいて自分の仕事もあって…ってなったらその保育園も休みだし、でも仕事量は変わらないし家庭内でどうにかしてるのが現状。
わが家のような業種だと業務時間も病児保育の時間外。
そんな環境で親自身のメンテナンスなんて、自分の確固たる意志で実行に移さないとホントに無理な訳ですよ。
てゆうか、根本的に自分を“母”ってゆう子どもとワンセットの捉え方じゃなくて、“産後の私”ってゆう1人の人間として見つめる機会も必要よ?