本州最東端のヨギー達

本州最東端の地元宮古市で活動するヨギー・ヨギーニの話。

ヨガが好きかと聞かれたら。

こうゆう仕事をしていると「好きな事を仕事に出来てていいね✨」と言われたりします。


そんな時の私の本音は「???」です。笑


そもそも私がインストラクターになろうと思ったきっかけは「ヨガを続けるため」。


なんだ、やっぱり好きなんじゃん?と思った方、違います。笑


私は元来怠け者で運動嫌い。

ヨガは運動ではないけれど、とりあえず身体を動かす要素がある事が嫌い。

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でも心身共にボロボロだった時にヨガに出会って「あ、これ続けた方がいいやつだ」と思ったので、続けるために、自分自身にヨガを続けるための足枷をつけるために仕事にしました。


そして私、根本的に「好きな事を仕事にするか否か問題」に関してはもう真っ向からの否定派。

好きな事はのんびり自分のペースで、楽しさ100%で取り組める趣味にとどめたい、という人間です。


仮に好きな事を仕事にしたって、業務には嫌いな内容・苦手な内容も必ず入ってきます。

(私達のメイン業務がヨガのレッスンだと思ったら大間違い。レッスンは全業務の10%くらいにしか当たりません)


それに、きっとやりたくない日だってあるでしょう。

いくら大好物だって365日3食そのメニューじゃ嫌なのと同じ。


それに、そもそも感情なんてゆうブレる物に頼って仕事をするな、というのが私の職業観です。

誠意と熱意を持って取り組みはするけれど、個人的な好き嫌いに振り回されてはいけない。

(ヨガ哲学で言うところのラーガ・ドヴェーシャから離れてカルマヨガの姿勢で取り組めってヤツですね☝️)


じゃあヨガの事をどう思っているかと聞かれたら、1番近い言葉は“畏敬”じゃないかと思っています。


「ヨガ以外に同じ効果を、もっと楽に得られる方法を見つけたらすぐにやめてやる」と豪語して、とにかく疑いの目で石橋を叩き割るつもりで叩いた(今にして思えば本当罰当たりな発想😂)私をもってしても、とにかくヨガはすごい✨


ヨガの奥深さや偉大さ、非の打ち所の無さに観念して、私はヨガの下僕になって今に至ったという感じです。


今となってはもう枷がなくてもヨガから離れる気はないけれど、それは「好きだから」じゃなくて「服従したから」なんですよね。笑

(主人には「それを好きって言うんじゃないの?笑」って言われたりもしますけど)